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保育室より

水彩(ぬらし絵)

緑のもみの木の下に 根っこの小人がすんでいる
トントンカンカン一日中 ハンマー片手にうちつける

もみの木そっと耳すまし ゆらゆらゆれて葉をならす
根っこの小人はねむらずに もみの木の下輪になって

ゆかいなおどりをおどります

H.Diestel(ディーステル)


たんぽぽクラスより

1月...お正月
3学期の初回は体験クラスから始まりました。 七草粥には少し早く、玄米粥を炊いていただきました。 いつもは硬いクッキーを眺めているしかなかった、離乳食を始めて間もない赤ちゃん達も、一緒に食べることができました。 お正月に相応しく、餅つきうたなどを唄い、和やかで楽しい集いになりました。
2月...節分 園庭の梅のつぼみが膨らみ始め、寒さの中にも春の目覚めを感じられる季節。 2日に豆まきをしました。「鬼は外! 福は内!」と声をかけながら、園庭に向けてまくときの、小さな指先で一粒ずつ豆を摘まむ姿が印象的でした。
3月...桃の節句・ひな祭り 季節の節目をささやかに祝い、春が訪れる喜びを分かち合います。 凍てついた大地が温かみを帯びてくると草花が芽吹くように、この時期のこども達は目に見えて成長していくように思えます。

新たに開設した午後クラスは、少人数ながらも軌道に乗りました。 活動内容は基本的に同じですが、午前と午後では時間の質が違います。 暖かい陽光の射し込むお部屋は静かで、時間はゆったりと流れていきます。期せずして、クラスには乳児から1歳児が集いました。 午後のお昼寝前のひとときが、お母様たちにとって一息つける場になっている気がします。

出産をされた方、赤ちゃんの誕生を間近に控えていらっしゃる方、新しい生命を授かったばかりの方、周囲の祝福と励まし... その傍らですくすくと育つこども達の姿。たんぽぽクラスの1年は、親子の出会いを通して命の繋がりを感じさせてくれました。 人生最初の7年は夢の中に生きるこども達ですが、同時に母親も夢見るときではないでしょうか。心地よい揺りかごのようでありたいと願いつつ、そこに居合わせることのできた幸せをかみしめています。
(2015年初春)今野直美先生

ひまわりクラスより

2015sprhimawari  ♪お正月さんがござった ゆずりはにのって ゆずりゆずり ござった~♪
冬休みが終わり、ひまわりクラスの開始日に お正月さんの歌を歌ったら・・・
「え~、お正月はもうおわったよ!」 「ううん、うちはまだお正月あるよ。」
皆が口々に「もう、ない。」「あるよー!」と競い合い、へんだね、おかしいね と、最後は笑っておしまい。 そしてまた、教師のしぐさを真似て、雪の歌を歌い始めました。
その年ごとの出会いにより、さまざまなこどもたちが集うのがクラスの面白さなのですが、3学期はひとりひとりの個性が、ひときわ伸びやかに発揮される時期です。
昨春クラスの始まりには、教師の傍らにいてじっ 眺めるだけだった子が、蓄えたものが流れ出すように 明瞭なことばで沢山話し始める。
できないと聞くと すぐ友達の靴をはかせてあげる...
でも、自分の靴はまだ片方だけ。
お散歩では 先頭が大すきで早く歩きたい。 いえいえ、呼ばれても気にしない、わたしはゆっくり のんびり歩きたい。
こうして、こどもたちが自分らしさを開示することができるのは、この場所への信頼、自分への信頼があるからこそです。
これからもひとりひとりが、新たな場所で信頼を礎 に自分らしさを発揮していくことができますように。 楽しみな巣立ちの春です。

(2015年初春)宮地陽子先生

さくらクラスより

2015sprhimawari   こどもの園では 異年齢の子どもたちが共に同じクラスで過ごす 縦割りでの保育を行っています。 一つのクラスがまるで兄弟姉妹がいる家庭の家族のような そんなクラス形態です。
4月に入園した3歳児の子どもたちは、年長児の力強さやふとした時に見せる心配りなど、初めはドキドキすることばかりだった事でしょう。
今でも大きな子どもたちの繰り広げる様々な ふるまいに日々新しい発見がある事でしょう。 こどもたちの遊ぶ姿の中に自分の居場所をそれぞれが見つけ、友達といることが楽しいと感じる心や、 笑ったり泣いたりしている姿に1年間共に過ごしてきて、 お互いがその子の在りようで受け入れられている事を感じます。
3学期は、その年度の終わりの学期であり、未来への展望を持つ時期でもあるでしょう。とりわけ年長児には、小学校へ進級するのだという視点が出てきます。 ランドセルが届いたとか、色はどんなだとか。筆箱をあつらえたとか。より期待が高まってきます。
さくらクラスでは年明けから、年長児は卒園への準備が始まります。
卒園制作の課題ももちろんですが、日々の生活のなかで年長児だけがする仕事や、年長児だけが許されてできることなど意識的に具体的に出てきます。
おやつや食事のテーブルを年長児だけで囲むようになったり、自分でお茶のおかわりを注げたり。
(日頃お茶のおかわりをしない子でも俄然急須からお 茶を注ぎたくて何回もおかわりをするのです)
延長保育の時の体を休める時間に年長児だけが横にな らず室内の掃除を手伝ったり。得意満面です。
1月に横浜にも雪が降り、寒い中散歩へ出かけました。 手がかじかんで泣きたいくらい。
部屋に入り、手をお湯に入れて温めてようやくホッと一息つきました。 こんな時、小さい子から部屋へ入れてあげようねと話すと 「どうぞどうぞはいってください!」と大きいこども達は玄関外で足踏みをしながら待っています。
人に分け与えられるものは 物などの道具など目に見えるものだけでしょうか。いいえ 小さな子へのいた わりだったり困った状況の時への手助けだったり目に見えない事柄へ思いを寄せる事も人に分け与えられる 大切な事でしょう。
たとえば 元気よくあいさつをしょうとか 人に親切にしょうとかうたい文句のように表現されますが それをどうやればよいのでしょうか。
小学校入学前までの子どもたちは具体的な行為そのものがその子の内面へつながっていくのです。
拾ってあげたり、結んであげたり、着せてあげたりいろいろな場面で自ら行為していく事。
まるで遊びの中で 「あ~! 紐がいるね。持ってくるから」「ここはみんなが寝られるようにもっと広くしようよ」など、その場面や共に仲間と過ごす中で 自らが関心を持ち行為していく事。こんなことがとても大切に思います。
そして、行為しようとするときに十分な睡眠と十分な栄養がとれていれば、その子どもには尽きないエネルギーとして、その時間を十分楽しんで行為して過ごすことが出来るでしょう。
必要な栄養と必要な睡眠を整えるのは大人の仕事です。こどもを支える大人の私たちも自らの心も体も健康にするべく 努力をして参りましょう。
規則正しい生活のリズムと繰り返しは 大人さえも健康にしていく事でしょう。
(2015年初春)鈴木まゆみ先生